
「40代になってから、髪がパサつくようになった」
「毛先が広がって、ツヤが出にくい」
「ヘアオイルを使っているのに、ベタついてしまう」
サロンでも、このようなお悩みをよくご相談いただきます。
40代になると、カラーや白髪染めのダメージに加えて、髪の水分量や油分の変化によって、乾燥や広がりを感じやすくなります。
そんなときに役立つのがヘアオイルです。
ただし、ヘアオイルなら何でも良いわけではありません。
大切なのは、自分の髪質やなりたい仕上がりに合ったものを選び、適量を正しく使うことです。
今回は現役美容師の視点から、40代のヘアオイルの選び方や使い方、おすすめしたいアイテムをご紹介します。
40代の髪にヘアオイルがおすすめな理由
ヘアオイルには、髪の表面をなめらかに整え、ツヤやまとまりを出しやすくする役割があります。
特に40代になると、
- 毛先のパサつき
- 髪の広がり
- ツヤ不足
- 指通りの悪さ
- カラーや白髪染めによるダメージ
などが気になりやすくなります。
ヘアオイルを上手に取り入れることで、髪の表面を整え、扱いやすい状態を目指しやすくなります。
ただし、傷んだ髪そのものを元の状態に戻すものではありません。
あくまでも、髪をきれいに見せたり、乾燥や摩擦から守ったりするためのホームケアの一つとして考えましょう。
40代のヘアオイルを選ぶポイント
① 乾燥やパサつきが気になる方
毛先が乾燥しやすい方は、しっとり感のあるオイルがおすすめです。
軽すぎるタイプでは物足りないこともあるため、髪の広がりを抑えやすく、まとまりを出しやすいものを選びましょう。
ただし、根元までたくさん付けるとベタつきやすいため、毛先を中心に使うことが大切です。
② ツヤを重視したい方
髪をきれいに見せたい方は、ツヤ感を出しやすいタイプが向いています。
オイルを付けたあとに髪の表面を手ぐしで整えると、光が均一に反射しやすくなり、ツヤのある印象に仕上がります。
付けすぎると濡れたように見えすぎることもあるので、少量ずつ調整しましょう。
③ 細毛・ボリューム不足が気になる方
髪が細い方や、トップがペタンとしやすい方は、重すぎないヘアオイルがおすすめです。
しっとり感の強いタイプを付けすぎると、さらにボリュームが出にくくなることがあります。
まずは半プッシュ程度から使い、足りなければ少しずつ足しましょう。
④ ダメージ毛の方
カラーや白髪染め、アイロンなどでダメージを受けている髪は、摩擦や熱の影響を受けやすい状態です。
ドライヤー前に洗い流さないトリートメントとして使えるオイルを選ぶと、乾かすときの指通りを整えやすくなります。
商品によってはスタイリング専用のオイルもあるため、使用目的を確認して選びましょう
美容師おすすめのヘアオイル3選
① LUTY ヘアオイル
こんな方におすすめ
- 毛先がパサつく
- 髪が広がりやすい
- ツヤやまとまりが欲しい
- 毎日のケアに使いやすいものを探している
特徴
LUTYは、サロンケアを自宅でも取り入れたい方に向けたヘアケアブランドです。
髪のパサつきやまとまり不足が気になる方が、日常のホームケアに取り入れやすいアイテムとして紹介しやすい商品です。
美容師コメント
髪が広がりやすい方は、乾かす前にオイルを少量付けるだけでも、仕上がりのまとまりが変わることがあります。
オイルを付けすぎると重くなるため、まずは毛先から少量ずつ使うのがおすすめです。
すべての髪を美しく導く魔法のヘアオイル【LUTY (ルーティー ヘアオイル)ヘアオイル】
② ケラスターゼ ユイル クロノロジスト N
こんな方におすすめ
- ツヤを重視したい
- なめらかな手触りを求める
- ご褒美ケアを取り入れたい
- 高級感のあるヘアオイルを探している
特徴
ユイル クロノロジスト Nは、ケラスターゼのクロノロジストシリーズのヘアオイルです。
公式では、ツヤ・まとまり・ダメージ補修に幅広くアプローチするアイテムとして案内されています。クロノロジストは、ケラスターゼの最高峰ラインとして位置付けられています。
美容師コメント
髪をきれいに見せたい方や、ツヤ感を重視したい方に向いています。
価格は高めですが、仕上がりのなめらかさや香りも含めて、特別感のあるホームケアを求める方には候補になります。
③ N. シアオイル
こんな方におすすめ
- 細毛
- 軽い仕上がりが好き
- ベタつきが苦手
- ドライヤー前に使いたい
特徴
N. シアオイルは、洗い流さないトリートメントとして、濡れた髪に使用する商品です。
公式では、乾かした後に指通りの良い、さらっとした質感に仕上がるアイテムとして案内されています。なお、N. ポリッシュオイルはスタイリング用であり、シアオイルとは用途が異なります。
美容師コメント
細毛の方や、オイルの重さが苦手な方には、軽めに仕上がるタイプが使いやすいです。
乾かす前に毛先中心に付けて、根元には付けすぎないようにしましょう。
ヘアオイルの正しい使い方
① タオルドライをしっかりする
髪から水が滴る状態では、オイルがなじみにくくなります。
タオルで髪を強くこすらず、やさしく水分を取ってから使いましょう。
② 手のひらによく広げる
オイルを出したら、すぐ髪に付けず、両手のひらと指の間までよく広げます。
一部分だけに付くのを防ぎ、均一になじませやすくなります。
③ 毛先から付ける
最初に付ける場所は、最も乾燥やダメージが気になる毛先です。
そのあと、手に残ったオイルを中間部分になじませます。
根元や頭皮には基本的に付けすぎないようにしましょう。
④ 付けすぎない
髪の長さや毛量によって適量は変わりますが、最初からたくさん付けるのは避けましょう。
目安としては、
- ショート:半プッシュ程度
- ミディアム:1プッシュ程度
- ロング:1〜2プッシュ程度
から始め、足りない場合だけ追加するのがおすすめです。
商品によって使用量は異なるため、パッケージの説明も確認してください。
⑤ ドライヤーでしっかり乾かす
オイルを付けた後は、根元から毛先までしっかり乾かしましょう。
最後に冷風を当てて髪の表面を整えると、ツヤやまとまりを出しやすくなります。
朝と夜で使い方を変える
夜
夜はドライヤー前に使用し、乾燥や摩擦を防ぎながらまとまりやすい髪を目指します。
洗い流さないトリートメントとして使用できる商品を選びましょう。
朝
朝はスタイリングの仕上げとして、ごく少量を毛先や髪の表面になじませます。
朝に付けすぎるとベタついた印象になりやすいため、夜より少なめがおすすめです。
ヘアオイルとヘアミルクはどちらがおすすめ?
ヘアオイルとヘアミルクには、それぞれ違った特徴があります。
ヘアオイルがおすすめの方
- ツヤが欲しい
- 広がりを抑えたい
- 毛先のパサつきが気になる
- しっとりした仕上がりが好き
ヘアミルクがおすすめの方
- 柔らかい髪
- 細毛
- 内部の乾燥が気になる
- オイルのベタつきが苦手
どちらか一つに決める必要はありません。
髪質によっては、ミルクを付けたあとに毛先だけオイルを重ねる方法もあります。
ただし、両方付けすぎると重くなるので、少量ずつ使いましょう。
よくある質問
ヘアオイルは毎日使ってもいいですか?
基本的には毎日のホームケアに使用できます。
ただし、付けすぎるとベタつきや重さにつながるため、適量を守ることが大切です。
乾いた髪にも使えますか?
使用できます。
ただし、乾いた髪には少量を毛先中心に付けましょう。
ドライヤー前に使う場合は、洗い流さないトリートメントとして使える商品か確認してください。
ヘアオイルを付けると髪は治りますか?
ヘアオイルで、傷んだ髪そのものが元通りになるわけではありません。
髪の表面を整え、ツヤや指通りを良く見せたり、乾燥や摩擦を防いだりするためのケアとして使いましょう
美容師から一言
サロンでは、「ヘアオイルを使っているのに、髪がまとまりません」というご相談もよくいただきます。
その原因の多くは、商品が悪いのではなく、髪質に合っていなかったり、付ける量が多すぎたりすることです。
ヘアオイルは、たくさん付ければ髪がきれいになるものではありません。
自分の髪質に合ったものを選び、毛先を中心に少量ずつ使うことが大切です。
毎日の小さな積み重ねで、髪の見え方や扱いやすさは変わっていきます。
まとめ
40代のヘアオイル選びでは、
- 自分の髪質に合っているか
- 重すぎないか
- 使う目的に合っているか
- 毎日続けやすいか
を確認することが大切です。
乾燥やパサつき、ツヤ不足など、髪の悩みに合わせて選ぶことで、より扱いやすい髪を目指せます。
まずは少量から使い、自分に合った使い方を見つけてみてください。

